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2025/06/30
その他
【はじめてのMax8】覚えておきたい「リスト」と「変数」の使い方

皆さん、こんにちは!
MCジョイアスの工藤 健です。
前回の記事から大分期間が空いてしまいましたが、
今回も引き続き
Max 8の機能について紹介をしていきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
今回は、覚えておくとパッチの制作バリエーションがさらに広がる
「リスト」と「変数」
をご紹介します!
様々な情報をまとめて送信する「リスト」

messageオブジェクトは、
上記画像上部分のように複数のメッセージを格納することが可能です。
(各メッセージの区切りは半角スペースで開けてください)
この、複数のメッセージがまとまった状態を
「リスト」と呼びます。
メッセージをリスト化することによって、
オブジェクトに対して複数のパラメータを
一括で送信することができるようになります。
リストによって送信できるパラメータの情報は
オブジェクトごとに異なるので、
詳細は各オブジェクトのヘルプから
確認してくださいね。
リストを作成するオブジェクト

パッチ上でリストを作成できるオブジェクトとして
pack (パック)オブジェクトと
pak(ポック)オブジェクトがあります。
「入力された情報を用いてリストを作成する」という機能は
どちらも同じなのですが、
packオブジェクトが
「左端のインレットから入力があった際に
リストが出力される」
に対して
pakオブジェクトは
「どのインレットからも入力があった時点で
リストが出力される」
という違いがあります。
また、リスト化できる要素の数については
pack/pakオブジェクトのアーギュメントの数で
決定されます。
さらに、アーギュメントの種類によって
格納できるメッセージが変化し、
それぞれ整数、実数、シンボルでアーギュメントを
設定することによって
アーギュメントと同じ種類のメッセージを
格納できるようになります。
リストを分解する「unpack」
リストを作成するpack/pakオブジェクトとは対照的に、
リストを分解できるオブジェクトとして
「unpack (アンパック)」オブジェクトがあります。

アーギュメントの仕様などは
pack/pakオブジェクトと同様で、
リスト内の特定のメッセージのみ使用したい場合などに
よく使われるオブジェクトです。
メッセージの数値を操作する「変数」

変数を活用すると、
リスト内の数値をよりダイレクトに操作できるようになります。
Max 8における変数は$(ドル記号)で表記されます。
上記画像のように、変数が記入されたmessageオブジェクトに
数値を送ると、変数部分が送られた数値に変換されて出力される
という仕組みになっています。
リストも変数も一見とっつきにくそうに感じますが、
その機能は「箱」をイメージすると分かりやすいかと思います。
リスト=様々なものをまとめておける箱
変数=箱の中身を自由に出し入れできる要素

次回は、今回の要素を取り入れた
パッチの作例を紹介します!
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